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HOME > + 財務図表 > [財務図表講座]基礎知識(3日目)
財務図表をご活用いただくためには、会計入門書籍をかじる程度の知識が必要です。本当に必要な部分だけを、「ざいむ先生」と「ずん太くん」の対話形式でお送りします。 簿記3級や中小企業診断士試験勉強中の方にもお勧めです。 試験テクニックや暗記も重要ですが、会計基礎を理解しておくと学習もはかどります。
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さて、今日が基礎知識編の最終日じゃ。 初日に、決算書を構成する要素が5つあると話したのを覚えておるかの?
はい、右上が2つでしたね。左2つの右3つの5つです。
この図を理解することが、基礎編の目的じゃ。 「財務図表」では、まずこの図を目にすることになる。 上下と左右で異なる意味合いを持つことだけ理解できれば十分じゃ。 5つの要素の名前は、自然に覚えられるが、早めに覚えておいて損はないぞ。
ありがとうございました。
せ、先生!大変です。
どうしたんじゃ?
金融庁のEDINETから決算書をダウンロードしてみたんですけど、漢字と数字ばかりで全然理解できません! 何を当たり前のことをいっておる。 教わったことと全然違います。 もっと詳しく教えてください。 決算書を1から10まで理解しようとおもったら、分厚い専門書籍を何冊も読まなければならん。 項目を一つひとつ説明することもできるが大変じゃぞ。 そして何よりも、「森を見ずして、木を見るべからず」じゃ。
実際の決算書を見ただけでも優秀じゃ。 最近の会計入門書籍はとてもわかりやすくかかれておる。一度読むと理解した気になれるんじゃが、実際の決算書を目の前にすると、手も足も出んのじゃ。 会計初心者と決算書の間には、越え難い壁があるのではないかと思うておる。
では、どうすればよいのでしょうか? 仕事だけでも大変なので、途中で挫折してしまいそうです。
壁を超えることが大変なら、決算書がこちら側にこればよい。 壁の正体は、「漢字と数字ばかりで辟易としてしまうこと」と「全部読まなければいけないと義務感を感じてしまうこと」じゃ。 図式化してしまえば、漢字や数字は表示されないため、些細な項目に目を奪われることもなくなるはずじゃ。
そんなことができるんですか?
それを実現したものが、財務図表じゃ。
スペシャルサンクスじゃ。 この「財務図表」講座は、株式会社ヌーラボ社のCacooを活用しておる。