[財務図表講座]全体像の読み方(3日目)

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財務図表講座 はじめに

ざいむ先生とずん太くんの財務図表講座

財務図表をご活用いただくためには、会計入門書籍をかじる程度の知識が必要です。本当に必要な部分だけを、「ざいむ先生」と「ずん太くん」の対話形式でお送りします。

簿記3級や中小企業診断士試験勉強中の方にもお勧めです。
試験テクニックや暗記も重要ですが、会計基礎を理解しておくと学習もはかどります。

財務図表講座 全体像の読み方編(3日目)

ずん太くん昨日の企業ですが、来年も同じ規模の赤字を出すと純資産が無くなってしまいませんか?

債務超過企業の場合財務先生純資産がマイナスの企業は、「債務超過」と呼ばれるのじゃ。

極めて危機的な状態じゃ。
「会社に残っているもの」だけを見るとわかりやすい。


拡大すると

資産より負債の方が多い状態が債務超過財務先生債務超過とは、「価値のあるもの」より「支払う義務のあるもの」の方が多い状態のことじゃ。


ずん太くんつまり、会社の中のありったけのものを売っても、借金が返済できない訳ですね。
債務超過になった企業は、どうすればいいんでしょうか?


財務先生(1)債務超過額を上回る利益をあげること
(2)株主から出資してもらうこと(増資)
(3)借金を棒引きしてもらうこと

おもに、この3つじゃ。(1)は難しいので、実質は2つかもしれんの。

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